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株式会社エース様

「RetailForce for Training」 導入事例
現サービス名オンゲージ(OnGage)」>

本部と現場が連携し、新入社員や新人スタッフへの基礎教育を実施している株式会社エース様。
今回、新たに導入したプラットフォームを通じて、本部と現場が一体となったオンボーディングを実践している教育担当の方々にお話をお伺いしました。
※記載内容や、組織名、役職名は、インタビュー当時(2023年5月)のものです。

会社名
株式会社エース
所在地(東京本部)
東京都江東区富岡2-1-9 HF門前仲町ビルディング3F・5F
創業
昭和37年(1962年)9月
事業内容
食料品専門店、不動産管理
URL
https://www.ace-group.co.jp/

インタビュー
CI推進部 CS推進課 係長
早川 智美氏/村田 優佳氏

早川 智美氏
CI推進部 CS推進課 係長
早川 智美氏

村田 優佳氏
CI推進部 CS推進課 係長
村田 優佳氏

インタビュー
CI推進部 CS推進課 係長
早川 智美氏/村田 優佳氏

--御社について教えてください。
「北野エース」というブランドを中心に、世界のおいしいものを集めた食料品専門店を展開しています。一人ひとりのご要望に徹底的に寄り添いながら、各地域で当社にしかない商品を取り揃え、その土地にとって欠かせない存在を目指してきました。
本棚風にレトルトカレーを並べる「カレーなる本棚®」をはじめ、カテゴリーに特化した圧倒的な品揃えにこだわっており、全従業員で味見して順位付けする等、自信を持っておすすめできる商品を提供しています。最近は、大手のスーパーができないような企画にも日々挑戦していることを知って、現場での自由度や裁量を求めて入社してくる方も多くいらっしゃいます。

--御社におけるご自身の役割について教えてください。
所属するCI推進部CS推進課は、顧客満足度(CS)を高めるための取り組みを企画・運用しておりますが、その中で私たちは主に従業員の教育を通じたCS推進の役割を担っております。 どんなに品揃えが良くても、お店の運営が悪いとお客様は離れて行ってしまいますので、身だしなみ、接客接遇、商品陳列、ラッピング等の基礎の徹底は非常に重要です。
新たに当社の一員となる新入社員や、周りの地域のお客様に当社を知っていただく新規出店のスタッフには、特に力を入れて教育しています。 ただ、当社は一方的に教えて実行させるスタイルではなく、研修中も従業員からアウトプットしてもらうことに時間を割いており、面談においても個々の考え方に沿ったアドバイスをするようにしています。

--今回このプラットフォームを導入した背景について教えてください。
当社は全国に100店舗以上出店しており、本部での集合研修や現地に出向いての対面教育だけでは運用が回らない状況になりつつあります。また、お店ごとにオリジナリティがあって良いのですが、ベースとなる部分が疎かにならないよう注意しなければなりません。店舗運営の基礎能力があった上で独自性を発揮してもらいたいという思いから、ITの活用が効果的かつ効率的だと考えました。
元々、eラーニングは活用していたのですが、内容は小売に特化しているわけではなく、汎用的なビジネスマナーやコミュニケーションに関するものだったので、独自の店舗運営に関するノウハウは対面や紙面で伝達するしかありませんでした。今回、このプラットフォームを導入するにあたり、独自の教育素材を配信できるのは大きなメリットでしたが、それに加え、現場で紙で運用していたOJTチェックが本部からも確認できるのが決め手となりました。

集合研修、eラーニング、実務指導(OJT)が相互に補完関係にあり、それらを運用する本部と現場が密に連携できるプラットフォームが必要。
--現在の運用状況について教えてください。
4月に入社した新入社員には、集合研修のプログラムと連動した形(予習、復習)でeラーニングを実施しています。これまでと違い、講義部分を事前に学習できることから、集合研修の内容がインタラクティブになり、より実践的で密度の濃いものになっています。
本社での集合研修の後、3店舗を臨店して実務を経験するのですが、そこでのOJTの履歴をプラットフォーム上に本人と指導者が記録しつつ、私たち本部社員を含め、コメントをやりとりしています。
また、新規出店のスタッフにも同様に、店舗運営の基礎に関するeラーニングの受講と、OJTチェックを実施してもらっています。

eラーニングは、カテゴリー➡コース➡コンテンツの3階層で体系化され、個人毎かつコンテンツ毎に履歴が管理できる。
自社で作成した素材等(スライド、動画、資料ダウンロード、外部サイトリンク、テスト、アンケート)を組み合わせて配信できる。
--有効だと感じている機能や導入効果について教えてください。
本部にいると、個々の新入社員やスタッフがきちんと実務を習得できているのか心配になるのですが、その状況がプラットフォーム上でリアルタイムで確認できるのが大きいです。各項目の習得状況のチェックだけでなく、相互にコメントもやりとりできるので、本人の気持ちの部分も確認できるし、こちらからエールを送ることもできてとても良いと思います。
現場ではプラットフォーム上のOJTチェックを本人と指導者が一緒に確認しながら、どの辺りが難しいのか等の相互共有を行っており、現場におけるコミュニケーションも今まで以上に濃いものになっていると思います。
また、新入社員が臨店して実務を経験するにあたり、指導した店舗から次の店舗へバトンが渡され、どこまで指導したかがスムーズに引き継がれていました。

OJTチェックは、大分類➡中分類➡項目の3階層で体系化され、自社で作成したチェックリスト等(例:入社後1ヵ月間で習得すべき業務)を元に本人と指導者が項目毎に相互チェックできる。
また、本人と指導者以外のユーザーも閲覧とコメントができる。
--今後、どのように活用していきたいか教えてください。
当社は品揃えがウリなので、商品の特長を従業員がアピールしやすいように、商品知識に関するコンテンツをライブラリー的に増やしていきたいです。 また、個々のスタッフのスキルの棚卸ができると、ある業務に長けた人が苦手な人を指導する等して補完し合ったり、異動した直後の店長が全体をマネジメントしやすくなると思いました。
私たちの部門は顧客満足度(CS)を高めるのがミッションですが、同時に従業員満足度(ES)も高められるような取り組みにしていきたいです。

従業員の声(抜粋)


新入社員

・私が感じている自分の欠点さえポジティブに捉えて誉めてくれる方がいたり、誰も見てないと思ってした行動に気づいてくれる方がいて、もっと頑張ろうと思えました。

・毎日新しいことを学べる楽しさや社員の方々の経験談を実際に聴くことができる貴重な機会など、今しか経験できないこと、新入社員だから感じられるものがたくさんあって毎日ワクワクの日々でした。


実務指導者

・OJTの状況を相互に確認することができ、使い易かったです。これまでの店舗で教わったこと、教わってないこともわかり、効率的にOJTが進められたと思います。

・OJTの受け入れは、自店社員の刺激にもなっており、非常に良い機会であると感じています。可能な限り、引き受け体制を整えていきたいです。

2023年5月

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